アヴェ・マリア

シャルル・カミーユ・サン=サーンス 作曲


サン=サーンスが生涯のうち5曲も作曲した『 アヴェ・マリア 』の中の1曲です。

もともとは声楽曲(歌付き)のようですが、ヴァイオリンで演奏されているものもあります。
その音色はまるで人の声で歌っているかのように優雅で、切ないです。

『 アヴェ・マリア 』というと、バッハの曲に後から歌詞をつけたものを思い浮かべる 方が多いかもしれません。

ところが、調べてみるといろんな『 アヴェ・マリア 』が存在しているようです。 ご紹介したサン=サーンスなんて、5曲も作っちゃってますし!

声楽曲として聴いてももちろんですが、ヴァイオリンの音色で聴いても、心に切なく響く1曲です。
そう、まるで天に向かって切実な願いを訴えかけているような…。
「どうか、これ以上、世の中に悲しいことが起こりませんように」
「人々の目に悲しみの涙が浮かぶことがありませんように」

そんな風に聴こえてきます。 またいつか聴いたら、その時は喜びのメロディに聴こえるのかもしれません。

聴いた時の自分の気持ちによっても、音楽の印象は変わってくるのですね。 まるで生き物のよう。なんとも不思議です。

♪『アヴェ・マリア』を聴いてみる♪