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舟歌 “バルカロール”( ホフマンの舟歌 )

ジャック・オッフェンバック 作曲


映画「ライフ・イズ・ビューティフル」に使われた曲です。

元々は、オペラ「ホフマン物語」に登場する曲です。
オペラでは、酒場でほろ酔いになった詩人ホフマンが、3人の女性との恋を回想します。

どの恋もみなホフマンの失恋で終わってしまったので、あまりの空しさに、ついに彼は酔い つぶれてしまいます…。

これだけではホフマンのちょっと情けない話なのですが、実はその恋物語には女神や悪魔が 関わっていて、摩訶不思議なストーリーが展開するのです。

恋心を歌い上げた曲、その想いのこもった美しい調べは聴く者の心を揺さぶります。

映画「ライフ・イズ・ビューティフル」の中では、物語の中心人物であるグイドが、妻ドーラへの愛情を表現するシーンに使われています。

イタリア男らしく明るくて情熱的(日本人から見ると少々くどい?)なグイドが、 第二次世界大戦下という命の危険にさらされた、辛く苦しい状況の中にあっても 変わらぬ愛を妻に伝えるために、彼女に贈った曲です。

毎日が楽しく、幸せだった頃の二人の想い出の曲。それを再び耳にした妻ドーラと グイドがその時いた場所とは…。

そのシーンの胸を締め付けられるような切なさが、たまらないです!

基本的にはグイドのコミカルさについ笑ってしまうストーリーですが、 戦争という重く暗い背景が、皮肉にもグイドの明るさをさらに際立たせます。
ただ面白いだけではなく、観終わった後で色々と考えさせられる映画です。

また、各シーンと音楽がとてもよく合っているので、一度この映画をご覧になることを お勧めします!
もちろん、サウンドトラックを聴くだけでもとても楽しめますよ。

♪『舟歌 “バルカロール”( ホフマンの舟歌 )』を聴いてみる♪